Information
2026.04.03
アバンティアライアンスとして、日本のものづくりを支える取り組みを開始しました。
重要なお知らせ
〜売上の一部をパートナー企業へ支援し、ものづくりの存続を支える〜
株式会社アバンティ(本社:東京都新宿区、代表取締役:奥森秀子)は、日本のものづくりにおける優れた技術の伝承と、製造基盤の維持を目的とした支援制度「アバンティアライアンス」を2025年に発足いたしました。
日本の繊維製品の根底には、日本各地で受け継がれ、磨き抜かれてきた技術の宝庫があります。
私たちは1985年の創業以来、オーガニックコットンのものづくりを続けてくる中で、紡績、撚糸、編み、織、精錬、縫製といった各工程における職人の技に支えられてきました。
しかし今、産地からは「高齢化や後継者不在・資金不足により、工場をたたむ」という苦渋の決断が、毎年のように届くようになりました。現在、日本の衣類自給率は1.4%未満にまで下がり、繊維自給率(原料)にいたってはほぼ0%という厳しい状況にあります。このままでは、日本で綿々と繋がれてきた、世界に誇る優れた技術の灯が消えてしまいます。
長年日本のものづくりを支え動いてきた機械は、一度止まってしまえば急速に朽ち、再び動かすことは極めて困難です。一度失われた技術や知恵も、取り戻すことはできません。実際に、私たちがお客様に長きに渡りご愛用いただいてきた大切な生地や製品の中にも、残念ではありますがもう二度と作れなくなってしまったものが存在します。
この現状を前に、微力ながらも自分たちにできることはないか。
その問いから、本アライアンスを立ち上げました。
【取り組みの内容】
アバンティの売上の一部を、日本のものづくりの「心臓」である現場へ繋ぎます。
- 対象: サプライチェーンを担う全国のパートナー工場
- 支援内容: 年に一社を選定し、以下の費用を支援
- 老朽化した機械の修理、部品の新調
- 貴重な旧式機械の保存・メンテナンス
- 次世代への技術継承に必要な教育・設備投資
- 形態: 資本支援
【支援実績】
本アライアンスを通じて、私たちのものづくりを長きに渡り支えてくださる工場様への支援を決定・実施いたしました。
- 2025年度: アバンティアライアンス設立
- 2026年度: 奈良県葛城市 加工工場様
私たちへの支援は、産業全体から見れば小さなものかもしれません。しかし、止まりかけた機械に再び命を吹き込み、あと一年、あと数年と技術を繋ぎ止めることは、日本の繊維文化を守るための「命の灯」になると信じています。
そして、この輪が皆様に広がっていくことを切に期待しております。
オーガニックコットンの普及に邁進してきたアバンティは、これからの未来、素材の持続可能性だけでなく「作り手の持続可能性」に向き合い、100年先も豊かなものづくりが続けられる社会を目指してまいります。


