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2023.10.27
~役目を終えた店頭スタッフの制服をリサイクル~ 循環型繊維リサイクル「リコットンプロジェクト」を株式会社アバンティと共同で実施
プレスリリース
株式会社アルビオン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林章一)は、不要製品の再資源化を目指し、株式会社アバンティ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:奥森秀子、以下アバンティ)との共同プロジェクトで、役目を終えた店頭スタッフの制服を新たな魅力をもった布製品へリサイクルし、ノベルティやオリジナル雑貨として展開します。
アルビオンでは、約2,200人の店頭スタッフの制服(春夏用・秋冬用、各2セットを貸与)を2年に1度刷新しています。役目を終えた制服はその都度回収し廃棄していましたが、資源の有効活用と廃棄物の削減につなげたいという考えから、回収した制服を繊維原料に再生し活用することにしました。
対象となった制服は、全国の「アルビオンドレッサー」の店頭スタッフが着用した制服(2017年秋冬から2019年秋冬までの3シーズン分、約10,000着)です。この期間の制服はオーガニックコットンを使用し、アバンティで制作しました。そこで、アバンティが有するコットンのリサイクルフローに基づき回収、分別※1、反毛(はんもう)※2を経てリサイクルコットン(リコットン)製品として再生しました。
今回は、リサイクルコットン30%にヴァージンのオーガニックコットン70%を加えた糸を使用し、5種のノベルティやオリジナル雑貨を、アバンティのオーガニックコットンのライフスタイルブランド“プリスティン”とのダブルネームで制作。全国のアルビオンドレッサーで11月より順次展開します。
当社では、複数の取り扱いブランドがあり様々な素材の制服を採用しています。今回の取り組みを契機として新たな資源としての活用や、環境に配慮した処理方法を検討してまいります。
※1:ボタンやファスナー、ポリエステルの芯地などコットン以外の素材を取り除くこと。分別は、障がい者の雇用と自立支援を目的とした当社の「熊谷ワークライフセンター」で行いました。
※2:日本では明治時代から行われてきた再生法。
■リコットンプロジェクトで制作したノベルティ
おやすみソックス&ヘアターバン(品名は仮称です)
ミニトートバッグ(品名は仮称です)