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2023.02.06
希少なオーガニックのグリーンコットンの糸を鉄で媒染し、 新たな色を生み出した「カラードポプリンシリーズ」販売開始 ~ あらゆる素材を希望の色に染め上げる職人たちのプロフェッショナルなものづくり ~
プレスリリース
株式会社アバンティ(本社:東京都新宿区、代表:奥森秀子)が展開する、オーガニックコットンのサスティナブルな暮らしを提案するオリジナルブランド「PRISTINE(プリスティン)」は、2023年2月3日(金)より、オーガニックコットンで織ったポプリンの生地を鉄媒染で染めた新シリーズ「カラードポプリン シリーズ」の販売を開始いたしました。
【カラードポプリン シリーズ】
▶https://www.pristine.jp/shop/pages/spring2023vol2.aspx
プリスティン2023春コレクションのテーマは「大地の恵み」。はじまりは土、そして種。私たちはいろいろな生命の恵みによって生かされています。綿もその一つです。この春、大地のめぐみである綿に感謝の気持ちを込めたコレクションです。新登場の「カラードポプリンシリーズ」は、オーガニックのグリーンコットンの糸を鉄媒染加工して織ったポプリンの生地を使ったシリーズです。希少なグリーンコットンを使用して、落ち着きのあるグレイッシュな色を生み出すことができました。グリーンコットンに鉄媒染を使うことの大きなメリットは、化学染料を使わずに色をつけることができること。環境にできるだけ負荷をかけないプリスティンのものづくりには欠かせない技術です。
■カラードポプリン シリーズ 注目のPOINT
POINT① 緑綿がもたらす新たな天然色が誕生
希少なグリーンコットンは紫外線に弱く耐光堅牢度を上げることが困難でしたが、今シーズン初めて”鉄媒染”をかけて炊き込む事で色を定着させ、新たな天然色が誕生しました。
POINT② 生地の風合いとデザインのバランス
しっかりとした密度で打ち込まれた丈夫なポプリンの生地は、張りがありながらも、軽やかに仕上げました。
POINT③ 綺麗な見た目でも決まりすぎない装い
程よくハリのあるポプリンは、洗いざらしの生地とはまた違う綺麗な見た目です。
▶カラードポプリン ビッグシャツ
24,200円(税込)
カラー:グレー、サイズ:M
<生産地>生地:岡山県/縫製:新潟県
混率:オーガニックコットン100%
ビッグシャツは、一枚でこなれた印象に、軽いジャケットの様に羽織る着こなしも両方楽しめます。
▶カラードポプリン ボックスタックパンツ
26,400円(税込)
カラー:グレー、サイズ:M
<生産地>生地:岡山県/縫製:大阪府
混率:オーガニックコットン100%
ボックスタックパンツは、ポプリンの張り感を生かしたワイドシルエットのデザインです。
▶カラードポプリン フレアシャツワンピース
44,000円(税込)
カラー:グレー、サイズ:M
<生産地>生地:岡山県/縫製:新潟県
混率:オーガニックコットン100%
ロングシャツワンピースは、ボタンを止めてワンピースとしても、ボタンを開けてコートのように羽織って着てもオススメです。
■グリーンのカラードポプリンシリーズができるまで ~東播染工のものづくりについて~
【グリーンのカラードポプリンシリーズができるまで】▶https://youtu.be/4ak3kPQwq5c
兵庫県西脇市を中心に北播磨地域で栄え、200年以上受け継がれる「播州織」。糸を先染めして平織りにする手法で国内先染織物の70%以上のシェアを誇るこの地に工場を構える、東播染工さん。すべて国産にこだわり、染色・サイジング・織り・加工までを一貫して自社で行う、日本でも稀な会社です。
あらゆる素材を指定の色に染め上げることが染め屋の仕事です。しかし、この当たり前の仕事が難しいのです。天然繊維だから、ロットで数量が違うから、同じ条件同じ処方で染めても色が合わない、この差を調整するのが“職人の技” なのです。
ひとつの釜で1日に2~3色染めていきます。釜には150kgもの量が入り、その釜が工場の中には100個程設置されているとのこと。染め上がったら別の釜に移動させ乾燥させます。機械が多く、熱を発するため、夏は室温が50度くらいになるそうです。
コットンの栽培・収穫時期による色差や取り扱い方法、経年による色の変化は、いづれも天然繊維であるが故に起こりうるもの。長く着ていくことで変化する風合いや色味は、着る人によってさまざま。これまでとはまた一味違うプリスティンのグリーンコットンシリーズ。ぜひ袖を通してみてください。