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2022.04.15

“藍 × 柿渋” 受け継がれた伝統色で表現するチェック柄 プリスティン、「柿渋シリーズ」販売開始 育てるように、柿渋の風合い変化をお楽しみください

プレスリリース

株式会社アバンティ(本社:東京都新宿区、代表:奥森秀子)が展開する、オーガニックコットンのサスティナブルな暮らしを提案するオリジナルブランド「 PRISTINE (プリスティン)」は、 2022 年 4 月 1 日( 金)より、藍手捺染プリントと柿渋手捺染プリントを併用した「柿渋シリーズ」の販売を開始いたしました。

【柿渋シリーズ 】 URL :https://www.pristine.jp/shop/e/e22sp-10/

新登場の「柿渋シリーズ」は、藍の染料を手捺染するプリント技術に加え、渋みのあるブラウンの「柿渋手捺染プリント」に挑戦しています。3年熟成させた柿渋液を使った手捺染は、色だけではなく質感にも渋みやハリ感があるのが特徴です。ベースはやわらかなオーガニックコットンの平織生地。袖や裾のホワイトカラーを残し、九分丈の袖で爽やかに。透け感も気にならないので、白いインナーやボトムスと合わせて、涼しげにコーディネートしていただけます。

また、デニムのエイジングを楽しむのと同じように、柿渋も風合いや表面の変化が現れます。実際に着用し洗濯することで、柿渋のプリント部分がブラッシングされたようなダスティな色合いになり、一般的なプリントや染めでは表せない、唯一無二の柄に育っていきます。大昔から受け継がれた伝統色「藍と柿渋」、天然染料ならではのチェック柄を、ぜひお楽しみください。

■柿渋シリーズができるまで~藤田染苑のものづくりについて

・創業1964 年。有限会社藤田染苑は、伝統的な京友禅の技法を残しながら、新たな染色技法を追求することで若い技術者を育成し、世界に誇る友禅染色の伝承を目指している工房です。

・地張りの工程を終え、捺染へ。藍の濃度は、藍のパウダーと糊の含有量で決まります。捺染は、 1 台 25m を 10 分かけて行います。乾燥 20 分後 、生地を巻き取ります。

・生地を巻き取ったら、蒸し屋に生地を運び「蒸し」の工程に入ります。箱蒸しといって大きな蒸し箱に生地を入れて酸化させ、藍の色を定着させます。80℃の蒸気の中で蒸しを行います。

・捺染から蒸しの工程へ、蒸し上がった色はなんとグリーン!空気に触れた部分からゆっくりと青くなっていきます。地張りから蒸し上がりまで、完成は見えません。そのため、職人たちの経験が頼りです。出来上がりの生地を想定しながら、季節を考慮して工程を進めていきます。

・藍と柿渋を併用したテキスタイルは、他で見たことがない初めての挑戦であり、素晴らしいものができたと太鼓判を押します。古くから愛される「藍と柿渋」、天然染料ならではのチェック柄を、ぜひお楽しみください。

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