人には役割があります。

渡邊 智惠子

人は役割を持って生まれてくると信じています。
私はさしずめ新しい道を切り開くという使命を持って生まれてきたと思っています。
オーガニックコットンとの出会いは1990年です。
初めて日本に持ってきました。
通常のコットンの環境に対するインパクトの多さに唖然としたのです。
毎日使っているコットンがどれほど環境にダメージを与えるかを知り、それを少しでも軽減できるのがオーガニックコットンだと、それを広めることが地球環境を守ることなのだと知ったら、何もしないではいられず、これに人生をかけるのは必然でした。

北海道生まれの私の原風景は、雪に埋もれた畑にすすきがたなびいていて、流氷に乗ってアザラシがやってくる。
白と茶色と灰色が、私にとっての原色なのです。

50年も前に、「これからの女性は手に職を持ちなさい」と言われました。
社会人になったときに、「これからの女性は責任ある仕事をしてください」と言われました。
自立する女性を否応なしに目標にさせてくれた環境、これもまた必然であったかと思います。

オーガニックコットンを通して地球環境の保全をし、四方良し（作り手・売り手・買い手・社会）を実践する。
女性たちが生き生きと自立して働き、社会に求められながら22世紀まで継承できる会社を目指します。

● 一般財団法人森から海へ 代表理事
● 一般財団法人22世紀に残すもの 理事
● 特定非営利法人BOND 理事
● 一般財団法人 エン人材教育センター 理事
● 非政府組織 ACE 評議委員
● 一般財団法人ジャパンチャレンジャープロジェクト 理事
● 一般財団法人サーキュラーコットンファクトリー 代表理事