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7.6 ローカリゼーションカフェ ~イベントのご報告~

アバンティ

ニュージーランドのアタマイエコビレッジで
ワインを栽培醸造されている小山ご夫妻を中心に、
ナマケモノ倶楽部の辻信一先生、弊社代表の渡邊とトークショーを行いました。
トークショーの内容をご報告させていただきます!

*ぶどう、ワインについて
木一本からワイン一本が出来上がります。
他のお酒は主原料に加えて加えていきますが、
ワインは何も使いません。 ぶどうだけの力でワインが出来上がります。
ワイン造りはいいぶどうを作ることが直結します。
農業であるワイン造りから徹底してこだわり、醸造、ブランディングまでを行う
完全なる6次化産業です。
一年のうち、10ヶ月は農園で働き、一か月は醸造。一か月は営業というスケジュールで
過ごしておられます。
「GreenSongs」という社名で活動されていますが、
こちらのロゴは邦子さんデザイン!
家紋からデザインされたそうです。

植えて3年で収穫ができる状態になりますが、小山ご夫妻は縁あって14年目の畑を手に入れられました。
ぶどうの木は大切に育てると100年生きます。(平均30年)
最初の3年で土にあってるか分かるそう。
若木で相当の水がいりますが、根がつくと90%は無事に育つそうです。
雑草の管理は3~4か月羊を放し、草を食べてもらう。
病気の管理は梅雨がないので、比較的しやすいが、
無殺菌のヤギミルクをまき管理しているそうです。
善玉菌が悪玉菌を抑制するのだそう。
重曹をまき、菌が発生しやすいphを外す調整もされています。


*小山ご夫妻について
独立して4年目。
四年して、ぶどうづくりのレシピが少し見えてこられたそう。
どう切るかからワインづくりの始まりです。
ご主人の浩平さんは山形出身で、ご実家は日本酒を作られています。
ご夫妻とも金融の会社で働かれ、
勤務地であったロンドンは世界のワインの集積地。ワインの美味しさを実感されたそうです。
ニュージーランドで改めて大学に入りなおされ、有機化学から醸造まで学ばれます。
アメリカやニュージーランドで栽培、醸造の研修をいくつもこなされました。

ご主人の人生の大転換に邦子さんは大賛成。
お酒飲むのが大好きだったからだそう。
邦子さん自身は自然と切り離された生活を続けていくうちに、
自然と共に生きていた子供のころの環境をやはり求めていたそうです。
降りる生活は本当の自分の姿。
オーガニックに越した事がないが、
自然の痛みは自分の体のようで、
選択はオーガニックしかなかったとおっしゃる邦子さん。
東日本大震災の影響は大きく、人生の大転換を決意されたそうです。

今回企画していただきました、ナマケモノ倶楽部さん。
小山ご夫妻もナマケモノ倶楽部の昔から会員だったということで、
辻先生のゼミ学生さんも、実は小山さんの農場でワーキングホリーデーをしていた学生もいらっしゃるくらい
関係は深いです。

*ニュージーランド、アタマイエコビレッジについて
農地を買えば農家になれる制度で、農業をするのが日本に比べて非常にハードルが低い。
ワインの栽培から行っているのは日本人で3名いらっしゃるそうです。
アタマイエコビレッジは
電気と下水が来ておらず、
沢水を濾過して使用されています。
微生物の浄化槽は住民でシェアし、管理されているそうです。
ニュージーランドのエコビレッジはいろんな運営携帯があり、
共同体として活動しているところから、
共用と私有があり、 共有用地はみんなで使う仕組みのところまで様々。
根本的に無理をしないあり方が長く続く秘訣だそうです。

*最後に
人生の転機をうまく捕らえられた生き方ですねと感想を述べられた辻先生。
対岸の人と渡り合えるこの経験を
これからを生きる若い方々が自身の選択に活かしてもらえたら嬉しいと小山さん。

小山さんにとってのローカリゼーションとは・・
「What you buy what you bought」
顔の見えるものを買う。
自分が知っているところで、お金が回ること。
ナマケモノ倶楽部さんも友産友消活動をされています。
渡邊は地産地商を行いたいと。
いかに各地で商いができるかが重要だなと
改めて強く思いました。
今回辻先生の関係で参加してくださった
ソーヤー海さんは、
ラベルに振り回されると、
小さな立ち上げの原石が変わる。
知らぬ間に違うところに加担してしまう事が非常に多い世の中で、
いかにそのラベルに対して自分なりの考えと判断を持つことが大事では、
とお話くださいました。

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